マカロンの沼 5
振り出しに戻ったような、5月。
隈なくネット検索も、ほとんどが家庭で作っているマカロン。業務用の情報が無い。。。
でも次は卵白の温度にフォーカスじゃないか、いや、もうこれしか残ってない。
70回以上もやってるんだけど、ブラジルの最強助っ人につきっきりで見てもらっても、どうもうまくいかない。オーブン見せてもらってもいい??
ちょうどマカロンのショコラ仕込むんで、見ます??
いいの??行く行く!!
アンティエのシバタシェフがマカロンの仕込みを見せてくれることになりました!やった!!近所のパティシエ友達、本当に助かる!!!!
同じ天板でOKなのとダメなのがあるということは、やっぱりオーブン??
うーん、どうですかね??生地のムラかもしれない。写真見るとピエがちょっと出てるから、マカロナージュし過ぎかもしれないですね。
え?全然マカロナージュしてないくらいだよ、ビビりだから。
メレンゲと混ぜる前に、粉類と混ぜた卵白が混ぜ過ぎなのかもしれないし。
あー、なるほど!既にマカロナージュが始まってしまっているってことか!!!
アンティエさんのオーブンは横差しで、正面奥にファンが付いています。(私のベンツよりも格上機種の模様💦)私のベンツは、左側にファンが付いていて、天板は縦刺し。
計量は特別気を使っているわけでもなく、すいすいと進めていくシェフ。
でも、混ぜていくときから一気にスピードアップ。
粉類と混ぜる卵白の温度、溶かしたチョコレートの温度、メレンゲの温度。
やっぱり!!!温度だよね??!! そうですね、ここ結構気を付けないと!
さささーっと、進めていくシェフ。
そうなんだよ、ロラソでマカロンがうまく作れなくて、パリでコルドンのシェフにマカロン見せてって頼んだ時も、ちゃちゃーって作っちゃって。もちろん、ポイントは説明してくれるんだけども、作れる人が作ってるとスムーズで、簡単に見えちゃうんだよね。で、自分の厨房に戻ってきて出来ないって言う。。。あるあるか。
自分ができないこと、知らないことをとにかく見つけていく。自分の作業工程と違うところを探す!職人見習いなんて、みんなそうか。見て覚えろ!って言いますけども、それもセンスだよなぁ。
当然私よりも仕込み量が多いので、絞っていくのも早いし、焼いている間に天板を回転させるのも速い!でもって、天板がしっかりした重いやつなのよー。やっぱりパティシエ仕事って体力だわぁ。小学生の人気の職業がパティシエだって聞くけども、女子たちよ、まず必要なのはフランス語と体力だぞ!
よし!じゃあ、戻って焼くね!
え?今からっすか??
もちろん!!!気になるじゃん!!
次の課題が明確になったので、突き進むだけー!!
また焼いて焼いてがスタートじゃ!!
シバタシェフ、どうもありがとうございました。
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