たまごについて

アミカルモンで使用している卵はすべて、平飼いのたまごです。のむらファームさんの卵を使っています。


のむらさんでは、ニワトリたちを平飼いにして、餌にもこだわって育てていらっしゃいます。まだ現地に伺ったことがないのですが、(コロナが落ち着いたら、みんなでツアー組みましょう!)のむらさんとは、もう10年以上のお取引になります。
私のパティスリーを「美味しい」「やさしい味がする」とおっしゃって頂けるのはきっと、この卵だからなんじゃないかなと思っています。

のむらさんの卵を知ったのは、まだロラソも始めていない、私がフリーのパティシエを名乗って、レンタルスペースを借りながらお菓子のイベントをしていたころ。
スーパーの安い卵と、平飼いたまごって、そこまで味の違いはあるのかな??と疑問に思い、こだわりの卵を検索してのむらさんにたどり着きました。

その時は、同じお菓子を卵を変えて作って参加者の皆さんと食べ比べをしました。(イベントのお話はまた今度)味の違いは歴然でした。

それから、ロラソをオープンして、自分の作ったお菓子を売ることになった時、卵をどうするか。。。

業務用の卵があるんです。割ってあって、ペットボトルに入っていたり、冷凍されていたりして、使い勝手のいいものです。もちろん価格も格段に安いです。卵を割らないので、殻が混入してしまう恐れもありません。が、、、割ってしまった卵を保存しておくためには、、、そうです、人工的な処理が必要になるんです、ということは、本来卵に入っていなかったものも入りますし、味も落ちます。のむらさんの卵で作ったカスタードクリームを知ってしまったら、他の卵で作るのがしんどい。

そこで、パティスリーはのむらさんの卵を使うことにしました。パンは価格が上がってしまうので、業者さんからたまごを買うことにしました。ロラソでは、加工卵は一切使いませんでした。(全部割って使ってました)加工卵には独特の味と匂いがあって、ローランも抵抗がありました。

現在カフェで継続して販売しているシフォンケーキとプリンは、のむらさんの卵の味をMAX楽しんでいただける商品です。やさしい味わいをぜひ。


のむらさんの卵を使っているのには、もちろん味もあるんですが、その飼育方法にも共感できるからです。

⇒長くなってきたので、2回に分けまーす。つづく





Café Amicalement     カフェ アミカルモン

パティシエ母さん・アッコの、お菓子の美味しさと楽しさを共有するカフェです。 たまごは平飼い、マーガリン・ショートニングは使いません。

0コメント

  • 1000 / 1000