やっぱりもうちょっとお時間下さい

バレンタインが終わるまで、待ってください

コロナ禍でこっそり開店してから、クリスマスケーキ→ガレットデロワ→バレンタインとパティスリーの繁忙期が続きました。

もろもろ、バレンタインが終わって確定申告終わるまで待ってください、と後回しにしていたタスクが、、、これでも順番に対応しているのですが、確定申告も1か月延びたから～なんて後ろに追いやったけど終わらないです～。

お待たせしている皆様、ごめんなさい。

こう見えて真摯に対応しているのですが、完成に至らないものがいくつかあります。

メレンゲ、マカロンは、実はまだ慣れないオーブンの調整で遅れています。

ロラソのお客様に少しカンパも頂いて購入した、夢のコンベクションオーブンなんですがー、なかなか、まだまだ使いこなせないでおります。

特にロラソのオーブンで、目をつぶっていても焼けていたメレンゲのイチゴ味がまだ納得いくように焼けません。。。

そして、マカロンもまだもうちょっと調整したい。

ロラソのオーブンは、ブーランジェ（パン職人）用の平窯と言われるデッキオーブンでした。上火と下火があるもので、更にガスオーブン。

今私が使っているのは、パティシエがよく使っているコンベクションオーブンと言う、温風が対流する電気オーブンです。念願のコンベクションオーブンですが、この風がいいんだか悪いんだかな、慣れないんです。熱風のせいで生地の表面が乾くし、軽いメレンゲなんか、最初はオーブンの扉を閉めたとたんに風にあおられて宙を舞い、台風通過後みたいになってしまって、「メレンゲちゃーーーんん！！」て思わず叫びながら慌ててドアを開けて救出しました。

もちろん、いい感じに焼けるものもあります。クリスマスのビュッシュドノエルのピスタチオの生地は表面がツルッツルにいい感じに火が通って、頬ずりしたくなりました。（安心してください、してないです）スコーンも毎回大きく口を開けて、みんなでお話ししているみたいでカワイイし、焼き上がりもいい色です。

改めて、初心を思い出し、コルドンでシェフに教えてもらったポイント、スタージュ（研修）先でとったメモを読み直したりして、オーブンと生地と向き合っています。

なかなかうまくできなくて、おばちゃんでも悔しくてへこたれていますが、実はお菓子作りって楽しいなぁ、幸せだなぁと思う日々。

店の売り上げとか考えないで、好きなお菓子作っていられたらいいのになぁ～、なんていい年してそんな現実逃避を思ったりして。

なんか他のことやりたくなったりしませんか？私は受験勉強したくなくて、テディベア作ったことあります。

今日は、パイの実( ´艸｀)　やっちゃった。

マカロンだっつーの。

早くマカロンをお店に並べたいな。

引き続き、もう少々お時間下さい。